雨の日の昼下がり お宝管理人 18年前 雨の匂いとともにちょっと湿った風が流れ込んでくる。 畳の上に枕だけで寝転がり、本を読む、しばらくすると目が疲れてくるので、しばし読書を止め、目を閉じる。 すると、雨を切り裂いて車やバイクが走り去る音が聞こえてくる。 遠くでは救急車が・・・ それらの音を聞いてると、だんだん音が小さくなる。 風が心地よい。 「お父さん、邪魔だからどいてくれる!」 息子の声に目が覚めると、2時間は寝ていたようだ。これが雨の日の休日の贅沢な過ごし方。